ビールを美味しく飲む為に自転車乗ってます

3 days熊野/前日〜3日目

◆前日
いよいよ、3 Days熊野。昨年、一番印象に残ったレース。
日本のレースで3日間参加出来るステージレースは余りない。今年前半で一番重要視していたので、いやでも気合が入る。

前週の比叡山後の練習ダメージがあり、月曜日にARしてから木曜日までなんとなく完全休養してしまった。軽くでも乗っておけば良かったと反省君。このまま4日間もほぼノーライド状態では良くないかなと思って、前日の午前中に刺激を一発。

10m 265W (4.91W/kg)

なんと5倍も行かず。。。先が思いやられる。そういや、PTのバッテリも交換。前回は白浜合宿前なので、やはり交換サイクルが早いような。

伊丹空港でいのきんさん、福島でYBっち拾って、17:20頃出発。2時間で田辺に到着し、王将でまんぷく定食を食べて、ホントに満腹になる。宿の川湯温泉までは、1時間くらいで9時前には到着。途中ローソンで朝食を購入。夕食入れて4時間掛からない位でした。

◆1日目 (赤木川清流コース 48.9? 16.3?×3周)
リザルト:30位

確か6:30頃に宿を出発し、会場までは、30分くらい。上の駐車スペースはそこそこ埋まっていたが、なんとか止めれました。もうちょい、早く出た方が良かったか。
アップは、以下のメニューで汗をかく程度で終了。
  15m UP
  1m@120rpm×3 (RI. 1m)
  1m(L2) + 1m(L3) + 1m(L4)
  5m DOWN

レースの展開は、平坦ステージなので活躍も期待できないし、安全にレースする事を心がける。走り始めるとスピードは速いがしんどくはない。集団の中ほどで終始待機。動こうと思えば動ける。そんな感じ。昨年出場しているので、上がるポイントは押さえている。その手前だけ注意して走行してました。終始、YBっちが前で逃げを形成しようと展開してて、集団内のチーム員は追う必要がなく、楽させて貰いました。ありがとうございます。

最終周回、ゴール数キロ手前は牽制も入りゴチャゴチャしやすい。チーム員が落車に巻き込まれても困るので、ある程度のスピード維持で集団を伸ばす。先頭を1kmくらい(?)牽いたかな。残り1kmくらいでタレて後ろに下がる。
ラスト2つめのコーナー手前はお約束で突っ込み勝負。前走者の急ブレーキに対応して、無難に曲がると落車した選手が。。。ほぼ停止状態から踏みなおし、これまた最終コーナーで落車した選手も交わして、最後は集団後方から数人をパスしてゴール。
チームとしてはまっちゃんが3位に入って幸先良いスタート。ナイスでした。
個人的には、全体を通して調子は良かった。次の日に繋がると実感したレース。

◆2日目 (熊野山岳コース 45.5?)
リザルト:72位

7時に宿を出発して現地へ。もう一度、車で千枚田を視察してスタートの熊野クラブへ行くと駐車場は一杯でした。来年は6:30頃に出発で直接向かう位の時間で良いかもしれません。

アップはローラーで先日と同じメニュー。脚が軽い、調子が良い事を確信しました。

レースは前半集団内で中盤から下がらないようにポジションをキープ。大事な折り返しから前方に上がろうとしていたですが、集団中ほどに入ってしまい、ポジションを上げれず。千枚田の手前では、チーム員のいのきんさん、かまやん、アサノさんがまっちゃん、YBっちの為に牽いてスピードを上げている。俺もそこへ加わるべきやったが、道が狭く上がれない。師範も近くで上がれない様子。
いよいよ、本格的な登りに差し掛かり、ペースを上げていく。調子が良いので、どんどんパス出来る。入り口で牽いていたメンバーに感謝しながら抜いていき、なるべく前方でKOM通過する事だけを考えて走っていた。

登り中腹辺りの開けた所で先頭集団が見える。メンバーがきちんと入っている事を確認してこっちも必至で追っていると、前方にYU君が。イエロージャージ効果なのか、かなり粘っている。抜いてもちゃんと付いて来て、前にも出る。こっちもイエロージャージを牽くつもりで抜きつ抜かれつで結局KOMで所長に追いついた。全開一歩手前で登って、先頭20名以内には入っていたと思う。調子も良いし、これは、良いリザルトが残せると自分自身に期待して下り始めた。

特にスピードが出てるとも思ってなかったが適当なブレーキングをしてしまったのだろう、もうすぐ下りきる所の右カーブ進入前で後輪がロックしてスリップ。体制を立て直す為、ブレーキをリリースしてコーナーを曲がるがオーバースピードで側溝に突っ込んで落車です。情けない。。。ここで、しばし呆然。自力で帰れるのか不安になった。ここまで来てリタイアだけは避けたい。チェックをすると、体の外傷やダメージは余りなし、自転車も前輪が少し振れているがキャリパーを広げれば問題なさそう。チェーンがえらい事になってて、なんとか戻して再スタート。

無理せずサイクリングで帰還しようとも思った。しかし、意味もないのに不思議と前を追う気になる。4,5人の集団になって前の集団を捕まえようと声を掛けながらローテ。当然、E2,3の選手達と一緒。なにやってるんやろ?とか思いながらも必至で回してた。この時のもどかしさは忘れられん。
最後、金山の交差点手前で集団捕まえたら、FJT君がおって、E2,3の先頭?と勘違いして前を牽いて2人で集団抜け出しを試みるが、ここまで脚を使ってきたので何も出来ず(^^)

千枚田で良い位置にに付けてただけに、ゴール後、非常に悔いの残るレースとなりました。チームの結果は、YBっち、まっちゃんが4,5位と入賞で好調。腰が悪いキャプテンが10位というのがさすがやなと思った。来年こそは結果を残したい。

◆3日目 (太地半島周回コース 50?10?×5周)
リザルト:66位

6時に宿を出発して現地まで1時間半くらい。すでに駐車場も半分くらい埋まっている状態。
この日のアップは路面状況を確認する為にコースを1周してローラー、基本は前日のメニューと同じですが、ハイケイデンス3本までだけにしました。前日の落車の影響からか、打ち身が痛く力が入らない感じ。

レースが始まると、1周目からキツイ、辛い。。。2週目のKOM手前で徐々に離れて、後は耐えるのみ。心拍も上がらない、3日目の疲れなのか落車の影響なのか、気持ちの問題なのか、とにかくこの日は全くダメ。完走出来るのか不安にすらなりました。止めようかと思ったら、いのきんさんが振ってきたので少し元気になり持ち直しました。
最後は適当に流してゴール。何も残らないレースとなってしまいました。

3日間を通して、前半戦は収穫ありでしたが、後半戦は何やっとったん!?というレースをしてしまった。これもロードレースやし、まだまだ、未熟さを感じた3日間。
また、次に向けてがんばろ。